| さて、ここでもんだいです! どうして星の名前が曜日の名前になっているでしょうか?
天王星、海王星、冥王星が入っていないのは、その当時発見されていなかったからなのです。
1週間という決め方は古代エジプトの昔からあったものです。
7日としたのはユダヤ人が最初で、聖書に、神は6日で天地を作り、7日目に休むことにした、と言うのがあり、ユダヤ人は7日ごとに休むことにしました。
その休みの日が日曜日にあたります。
中国でも、5題惑星が、人間の運命を決めると考えて、星占いが盛んでしたが、これにキリスト教の習慣が混じって、日、月が加わり、七曜とよんだそうです。
これが日本に伝わったのは、奈良時代のことです。
でもなぜ、月、火、水、木、金・・・?
はじめは、土、木、火、日、金、水、月のじゅんだったのです。エジプト、ギリシャの占術師が、地球から遠い順に並べたのでした。
では、今の順番はどうしてでしょう?
昔の順番を、一日ごとではなく、1時間ごとに割り当てていきます。すると、三つ余りますよね。そして、次の日のスタートが日曜となります。
このように、一日三つずつずれるので、これを繰り返していくと、いまと同じになるわけです。
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