今、ニュースで聞かれるクマなどによる「田畑が荒らされた」、「人が襲われた」などの被害を受け、そしてそのクマを射殺したという事件、「猟師によってクマと間違えられて人が殺された」事件などはたまに聞かれます。しかし、そういう時に殺されたクマ達はなぜ人里のほうに下りていたのかというと人間があらゆる生物達の住みかを奪ってしまったからなのです。人間は他の生物のことを考えず、住宅地や観光地をつくり満足してきました。しかし、そこに住んでいた動物達に目を移せばまず、草食動物達が住かを奪われ数を減らしていき、次にそれらを食べていた肉食動物達が数を減らし、やがては絶滅へと至るのです。こう考えてみると一概に今までの事件が全部クマが悪いといえるでしょうか？言えるはずありません。私達はクマをすぐに殺してしまうのではなく、まずはクマが人里に下りてこないで生活できる環境を与え、クマと共存できるような環境にするという考えを持つべきなのです。例えば、