とは?

生態ピラピッド ・・・・生態ピラピッドは、各栄養段階をそれぞれの量の 違いに応じて、長方形で示したものを、下から順に生産者、第1次消費者 第2時消費者と積みかさねたものをいいます。他には、 固体数ピラミッド・生体量ピラミッド・エネルギーピラミッドがあります。

しかし、このピラミッドはとてもバランスのよいものです。バランスが崩れてしまう例を1つあげましょう。 それはDDTです。DDTは害虫から人間を守るための殺虫剤としてつくられました。 しかし、その効果は逆でした。DDTは持続性が強く、まかれた農作物を食べた虫や人間 の体内に一生とどまるためその虫を食べた鳥へ、またその鳥を食べる大きな鳥へ までその影響は持続されます。これにより、発展途上国を中心に4万人もの人を死に至らしめたり、 病気にしたりしています。今では、DDTに対する法律などは先進国ではつくられてきていますが、 まだ発展途上国ではつくられてなく、今でもDDTを使って農作物をつくっています。 そして、その農作物は先進国へと輸出されているのです。