サンゴは、石灰質の硬い骨格部分の中に褐虫藻(ポリプ)を共存させ生きています。サンゴは褐虫藻から養分と酸素をもらい、骨格を作ってどんどん成長していきます。このようなサンゴのことを【造礁サンゴ】といいます。これに対し、褐虫藻を体内に共存させていないのを【非造礁サンゴ】といい、サンゴにはこの2つがあります。
サンゴ礁をつくるのは造礁サンゴのほうで、非造礁サンゴはつくりません。サンゴ礁とは死んだサンゴの上に新しいサンゴがどんどん積み重なってできたものを言います。

サンゴ礁ができるのに必要なもの
@太陽光線が十分に得られる
A冬でも最低海水温度が18度以上(高すぎもダメ)
B適度な塩分濃度
が大きく言って必要になります。