森林開発について・・・例えばゴルフ場やスキー場などのほとんどが森林を切り開き作ったものである。
もちろんこのホームページで見ていただいたように生態系も壊れるし野生動物の棲家も奪われるし良くないことである。
しかし、それはあくまで客観的な意見である。
ゴルフ場のたつ地域の村や町は 活性化され観光客も増え嬉しいことばかりである。
その主観的考えと客観的考えのどちらを重視するかによっても意見が全く違ってくる。
まず客観的な意見から言っていこう。
先進国と発展途上国との関係もそうだが今の関係は非常に釣り合っている。
もし発展途上国が、戦後の日本のように高度経済成長期にはいり先進国の仲間入りをしようとしたとしよう。
すると当然、森林の数が減り、ビルの数が多くなり排気ガスや工場から出る煙 、公害の量も多くなってくるだろう。
それはまた先進国がやってることを繰り返えしているだけだし、
一度減った森林は何十・年何百年経たないと元には戻らないので、
結局発展途上国は発展途上国のまま・村のままの方がいいのではないだろうか。
(こんなこと言ったら 発展途上国の人や村の人たちに
「先進国・都会だからそんなこと言えるんだ。」 なんていわれそうだけど)
ここからは村の人たちの立場から主観的に考えてみよう。
村にとってゴルフ場やスキー場ができれば、まず交通面の道路が整備される。
スキーやゴルフをしにきた観光客も増え地元の民宿や店が繁盛したりホテルもできたり村は活性化するだろう。
そして村は町ぐらいになり見晴しのいい景色、豊かな自然が売りの村おこしは成功した。
嬉しいことだ!これでなんとか安定した収入・職業を手にいれることができる
。しかしここで問題が起きた。観光客によって持ち込まれたごみが森林や川などに所々に捨てられている。
しかし観光客は年々増えつづけ町は発展している。どうするのか?
まあ大抵、利益を優先させて自然のことなど目もくれないだろう。
そして気づいたころにはもう豊かな森林の面影はなく元の半分以下の森林しか残ってないだろう。
綺麗でおいしい空気が排気ガスの混じって汚れ、川も空き缶のポイ捨て、生活廃水などで汚れてしまった。
ここで森林が減少したことにより洪水・土砂崩れ・大きく言うと温暖化の促進などにつながってくる。
レジャー施設や民間の企業が進出し何か大きな物が建とうとしたときそしてやっと気づくだろう「このままではいけない。
自然を守れ」と思い始め「〜〜の建設反対」・「私達の自然を守れ」なんていう看板をつくり、
急に被害者みたいに地元の人たちと反対運動を起こす。
馬鹿な話だと思いませんか(その人たちは生活がかかっているんだろうけど)。
自分たちできっかけを作っておきながら自分たちでそれを必死になって止めようとする。
「じゃあ最初からやらなければいいじゃん」とか思ってる人もいるでしょう(実は、僕も思ってます。)
しかし、そこが人間の難しいところで目先の利益ではなく地球の利益として環境を守ると言うことを先に考える人は
残念ながらあまりいません。しかし、それを考えられるような人も少しづつではありますが増えていると思うので、。
僕はまず、そのことを考えられるようになってほしいと思います。
そしてそういう人たちと共に地球環境の改善を考えていきたいと思います。

THE END