まろの詩講座〜島崎藤村バージョン〜
まず、この詩を見るまろ。
千曲川旅情の歌
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第一連
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第二連
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第三連
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小諸なる古城のほとり
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あたゝかき光はあれど
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雲白く遊子悲しむ
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歌哀し佐久の草笛
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浅くのみ春は霞みて
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千曲川いざよふ波の
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麦の色はづかに青し
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岸近き宿にのぼりつ
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しろがねの衾の岡辺
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旅人の群はいくつか
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濁り酒濁れる飲みて
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日に溶けて淡雪流る
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畠中の道に急ぎぬ
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草枕しばし慰む
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第一連から第三連にいくにつれて、時間が朝から夜へと移っている。この詩は、時間の流れを上手く表現しているまろ。
さらに、いくつかの部分(*印の所)にスポットを当てていって、解説するまろ。CLICK!