アクスムの遺跡
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アクスムの主な遺跡



(石碑)
シバの女王の墓


(石碑)

現在のアクスム市内にある。
高さ33m花崗岩製のもので、三日月と太陽が刻まれている。紀元後355年以前の遺跡と考えられている。
というのも、三日月と太陽は南アラビアを起源とする宗教の象徴であり、エザナ王がキリスト教が国教とする以前に制作されたと考えるのが自然だからだ。
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シバの女王の墓

シバの女王、というのは、古代の人名で、シバ即ちアラビア半島南西部地域の統治者であったらしい。彼女は旧約聖書にも登場し、「イスラエルの王ソロモンの知恵と名声を聞いて彼をたずねた」と記されている。
彼女の名前については、ビルキスマケダなど複数の説がある。
エチオピアの支配者は、この女王とソロモンとの間に生れた者の子孫といわれている。というのも、その根拠となったユダヤ律法の標牌を納めた箱が、シバの女王によってエチオピアにもたらされたという伝承が残っているからだ。
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