
|
起源 マリク王時代 ヒムヤル王国とサバ |
|
前8世紀と前5〜4世紀、前1000年頃など幾通りかの説がある。 前8世紀というのが一番有力だが、真相は分かっていない。 |
|
マリク王は政権を握ると、マーリブを首都として国の発展に努めた。 マーリブに巨大な灌漑用の池をつくって農業を発達させた。 上記の池はマーリブ・ダムと呼ばれ、約1000年もの間修繕を重ねて使用されたが、575年崩壊したらしい。 この頃は交易も盛んで、相手はイラク、シリア方面の国々だった。 |
|
紀元前115年、ヒムヤル王国がサバから分離した。 紀元後3世紀、ヒムヤル王国がサバ王国に代わって南アラビア地域の覇権を握るようになり、サバ王国は次第に衰えていく。 マーリブ・ダム崩壊の原因は都市の衰退らしい。 |