潔癖症とは


感染症を防ぐためには清潔にすることは良いことです。しかしそれが行きすぎると…?
   行すぎた清潔志向の人は、食器を何回も洗わないと気がすまなかったり、人が触れたものはハン
  カチやティッシュをでふかないと使えなかったり、手を何度も洗わないと気がすまないともいう。
   きれい好きは良いことだが、度の過ぎた清潔志向はもともと持っている抵抗力を弱めてしまう恐
  れがある。
   子どもの頃の泥遊びなどでは、外からの刺激によって免疫性を得ることができる。
   清潔志向がエスカレートすると自分の基準に合わない人を「不潔」と思い、人とのつきあいに問
  題がでてくることもある。


微生物とうまくつきあう

  カビやダニが繁殖しやすい環境をつくらない
   ・まめにそうじ
   ・風通しをよくして乾燥させる
   ・日光にあてる
             など
薬剤は必要な時だけ
  天然素材のものを使う
   ・ハーブの防虫効果
   ・ドクダミやコーヒーかすの脱臭効果
   ・ヒノキやヒバ材の防虫効果
   ・黒こげパンの脱臭効果
   ・食酢による台所用品のぬめり防止
   
微生物は決して有害なものばかりというわけではありません。「人と微生物」で述べたとおり、
人にとって役立つものでもあり、欠かせないものでもあります。
汚れは取り除くべきですが、気にしすぎるということは健康には良くありません。
人も自然の一部と考えて共生していこう。