未来予想
競馬の世界の百年後…皆さんは考えた事がありますか?
ここでは、近年の競馬情景を踏まえた上で「100年後の競馬」を予想してみました。
1、海外・国内の垣根が取り払われ、競馬世界は完全に1つとなる。
……日本の馬は海外の馬に比べて弱く、レベルが違うと思われています。しかし、近年は日本の
馬の海外進出も多く、次第に海外で活躍する馬も現れてきています。日本も馬の飼育方法を
海外風に改良し、海外の馬に対抗しうる日本馬が多く出てくると思われます。という事は、
将来「日本」「海外」の垣根が無くなり、1つの競馬として行われる可能性も少なからずあ
るのです。
2、現金だけではなくカードや小切手での馬券の購入、払い戻しが可能となる。
……近年日本はカード化が進み、現金を持ち歩かない人も増えてきました。よって当然ながら馬
券の購入も現金以外、つまりカード類で行えるようになる筈です。また、時に大金となる馬
券の払い戻しも、カードや口座に振り込めるようになれば便利さが増し、競馬の持つ博打と
いうイメージがオープンなものとなります。よって、これは遠くない将来にでも実現する可
能性があるといえます。
3、ネットで馬券販売やリアルタイム放送をし、競馬場には客が来なくなる。
……競馬をやる人の中には、競馬を賭け事としか考えず、馬に私的感情を持たない人もいます。
そういう人達は、ネットで馬券販売や放送が行われるようになれば競馬場に来なくなる筈で
す。よって100年後には、競馬場に行くのは元来の競馬ファンだけ。競馬をビジネスとする
人や遊び半分でする人の多くは家のコンピューターの前で競馬を楽しむ事となるはずです。
4、昔の名馬などをシミュレーションし、現在の馬と競わせる事ができる。
……100年後はコンピューターの技術も進歩し、様々な事が可能となる筈です。という事は、昔活
躍した名馬や、故障して引退した名馬等をコンピューター上で蘇らせ、他の馬と一緒に走ら
せるといった夢のレースも実現出来るかも知れません。