冬の気候


グラフで見る雪の高田(降雪量)


昭和59年・60年・61年は大雪になりました。61年2月には最新積雪量324センチ、戦後第1位の記録を出しました。

 *グラフは高田測候所提供

その後地球温暖化の影響もあって、雪がすくなくなりました。平均気温・最高気温・最低気温とも0,2〜0,5度上昇。最高積雪も1〜3月とも20センチ以上減少しました。

今年の気象状況

平成12年12月



平成13年1月


平成13年2月

                                                               * 資料は上越市高田測候所提供

今年は1月12日、上空に強い寒気が流れこみ、冬型の気圧配置が強まったため、西からの季節風が強く、山沿いを中心に大雪となった。
雪は16日まで断続的に降り続き、17日には積雪量141センチを記録した。新井市では積雪が2メートルを超え、最高276センチを記録した。
上越地域では、15日柿崎町・16日安塚町・松代町・松之山町・大島村・上越市・三和村などで豪雪対策本部を設置、道路パトロールや除雪による生活道路の確保を強化することを申し合わせた。上越市では15年ぶりの豪雪(ごうせつ)対策本部であった

ミニ事典
小雪:    5〜6時間で雨量にして1o以下、降雪の深さ1p以下
大雪:    5〜6時間で5p以上
大雪注意報:(海岸部)24時間以内に20p以上の降雪が見込まれるとき
        (平野部)24時間以内に40p以上の降雪が見込まれるとき
        (山沿い)24時間以内に60p以上の降雪が見込まれるとき
大雪警報: (海岸部)24時間以内に40p以上の降雪が見込まれるとき
        (平野部)24時間以内に70p以上の降雪が見込まれるとき
        (山沿い)24時間以内に100p以上の降雪が見込まれるとき
多雪:    降雪量760〜1040p  積雪量180〜254p (日常生活では多雪のことを大雪という)
少雪:    降雪量242〜 530p  積雪量 34〜119p (日常生活では少雪のことを小雪という)
豪雪:    多雪より多いとき

なぜ雪がふるの?


*資料は「わたしたちの上越」4年上越教育委員会

 冷たい北西に風がふくころ、日本海では海の水の方が気温より温かくなります。このため、水蒸気がどんどん立ち上ぼります。この水蒸気が上空に上がるにしたがって冷やされ、雪雲になります。この雪雲が季節風に吹かれて日本列島の方へおし流されてきます。日本列島の中央にある山脈にぶつかって雪をふらせます。積雪量を見ると山脈に沿って多いこともわかります。雪雲は雪を落とし、空っ風になって関東平野へふきぬけます。雪は風が運んでくれた贈り物です。


   


詳しく知りたい人は
上越市大手町9−15
高田測候所
TEL0255−23−5111

潟Aルゴス 気象センター 
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