ホームページ作りにはいくつかのソフトが必要になってきます。ソフトは種類別に大きく分けると、2つに分かれます。HPを作るソフトと、それをインターネット上にのせるためのソフトです。


●ホームページ製作に必要なソフト

方法 難易度 備考
HP作成ソフト 初心者〜上級者向け つくりたいHPが簡単にできる。ソフトによっては複雑な動きのあるHPも作ることができる。
HP作成支援ソフト 初心者〜上級者向け HTMLを実践しながら勉強することができる。
エディタ(メモ帳など) 中級・上級向け HTMLの知識が必要になるが、簡単なものは初心者でもすぐにできる。

HP作成ソフト *ソフト紹介* 
 今では簡単にHPをワープロと同じ要領で作ることのできる「HP作成ソフト」がたくさん出ています。これらを使うと、楽にHPを作ることができます。いろいろな会社からそのHP作成ソフトが出ていますが、基本操作は大体同じです。しかし、細かい操作や名称などは多少違うところもありますので、自分に一番合ったソフトを使うべきです。ワープロなどと同じように手軽に使うことができるので、これからHPを作るという初心者や、HTMLを打ち込むのが面倒くさいという人に最適です。しかし今ではソフトにいろんな機能が付いてきて、それなりに凝ったHPを作ることができます。、ソフトがHTMLという言語を書き込むのを代行してくれているだけで、使う人の見えにくいところでちゃんとHTMLは書き込まれています。
ウィンドウズではInternet explorerに同梱されている、FrontPage Expressが比較的手に入りやすいソフトです。

HP作成支援ソフト *ソフト紹介*
 またHP作成ソフトより、もっとHTMLの知識が必要になる「HP作成支援ソフト」というものがあります。これはHTMLのタグという特殊な記号の命令文ををキーボードで打たなくてもいいように、タグを文章の中に埋め込むためのボタンが用意されているものがあります。よく使われるタグのボタンが用意してあり、それを押すだけで簡単にHPを作る事ができます。凝ったHPを作りたくて、なおかつHTMLを知ってて打ち込むのは面倒、という人にお薦めです。

エディタ(メモ帳・シンプルテキスト等) *ソフト紹介*
 HPをつくるための道具は、その気になれば、メモ帳(マックはシンプルテキスト)だけでホームページは作ることができます。メモ帳やシンプルテキストなどはエディタというソフトです。HTMLのタグを使ってメモ帳に書いたファイルは、保存するときに「.html」という拡張子をつけて保存します。そうするとこの形式で保存しただけであとは、作ったファイルを見るときには勝手にブラウザがHPだと判断してその内容を表示してくれます。しかし作る為にはHTMLを使いますし、入力のために知識が必要になります。そのかわり、知識があればかなり凝ったHPでも自由に作ることができます。凝ったHPを作りたくて、HTMLをしっかり勉強したい人におすすめな方法です。

●HPをインターネット上にのせるソフト

WebサーバーにつくったHPをのせるには、そのサーバーにHPのデータ−を送らなくてはいけません。送るときに使うソフトがあり、そのソフトはFTPソフト、アップロード専用ソフトなどと呼ばれています。詳しい説明は世界中の人に見せよう(Web上にHPをアップする) で説明しています。

 HPを作るための道具が決まったら、HPを公開するWebサーバーを探します。24時間インターネットにつながっているならば、学校のWebサーバーが最適だと思います。ほかには、さまざまなプロバイダにはHPを個人が持てるようなサービスがあります。プロバイダが提供してくれるHPのためのスペースは、無料だったり、追加料金を取られたりすることがあってまちまちです。そして、その割り当てられるメモリの容量もピンからキリまであって5Mから10Mバイトが一般的ですが、100Mバイトのところもありあります。また、無料でHPを開設できるサービスを行っている所もあります。そこでHPを開くメリットは無料で、どこからでもアクセスして内容を変えることができます。しかし、デメリットがあって、トラブルがあってもサポートしてくれなかったり、バナー広告が入ったりしてしまいます。
 道具と、そこそこの知識、HPを公開するための場所がそろったら、あとはやる気だけです。

 

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