第三部

(四十二巻匂宮〜四十五巻夢浮橋

                     かおる におうのみや
源氏の死後、彼の息子・薫と匂宮が、
      おもかげ   
源氏の面影を継ぐ者という評価を得ていました。

匂宮は薫に対して、対抗心を抱きますが、
        かしわぎ おんなさんのみや
薫は実は柏木と女三の宮との息子で、

その出生の謎から出家を望んでいました。

そのため、恋はしないと思っていた薫でしたが、
うじ        おおきみ
宇治に住む大君という人に恋をしてしまいます。

大君は薫の求愛に相手にせず、病死してしまいました。
           うきふね            いもうと
薫はその後、浮船という大君の異母妹を知り、

心を寄せます。

しかし、浮船は匂宮ともつきあってしまいます。

その事が薫に知られてしまい、

浮船は自殺しようとしますが、
               しゅっけ
助けられ、ついに出家します。

薫はその事を信じられず、出家しているはずがない、

誰かがかくまっているのではないかと疑うのでした。