光源氏
私が
光源氏
だ。
以前は、
桐壷院
の息子であったが、今は
臣籍(しんせき)
におりたのだ。
私は多くの女性を愛し、また多くの女性からすかれた。
周りには、なぜ私がそんなにも多くの女性を愛すのか、と
疑問に思っている者もいるようだが、その理由は簡単なことである。
私は「理想の女性」を探しているのだ!!