出家(すけ)

俗世を捨て、仏門に入ることで、男性は僧になると髪と髭を剃り、女性は尼になると髪を肩のあたりまでに切り揃えました。このように出家して髪を切ることを剃髪(ていはつ)といいます。出家にはそれまでの罪の償いと、それによる罪の軽減の願いが込められてもいたようです。また、逆に出家した人が俗世に戻ることを「還俗(げんぞく)」といいます。



南禅寺