☆水槽(すいそう)で酸性雨を降らせてみよう☆
注意!!この実験を行うときは必ず換気をよくし、
煙を吸い込まないように注意しましょう。
用意するもの…角材・金属性ろうと・フラスコ・金網・三脚・卵のパック・釘・氷
パイプ・アルコールランプ・灰皿・塩化ビニル・スタンド・ガラス管
pH試験紙・花・水槽
※卵パックはビニルに、
アルコールランプはガスバーナーなどでも代用できます。
実験装置の組み立て方…1・角材で、水槽と同じ大きさのワクを作る。
2・天井用卵パックの端を切り落とし(煙の出口用)、
水蒸気を送るガラス管と汚染物質
(塩化ビニルを燃やした煙)を送るパイプを通す穴をあける。
3・1、2を接着剤などで合体して完成させる。
実験装置を組み立てるとこんな感じになります。 実験装置の組み立て方にのっとり、作ってください。 |
実験の進め方…1・水槽に花を入れ、卵パックの天井をのせ、上に氷を散らばせます。
2・天井に空けてある二つの穴にガラス管とパイプを通します。
このときガラス管は水を入れたフラスコに、
パイプは、塩化ビニル間を燃やす灰皿の上にかぶせた
金属ろうとに接続させておきます。
3・水を入れたフラスコを三脚の上の金網にのせ、
下にアルコールランプを置いて火をつけ、
灰皿の上の塩化ビニルに火をつけて燃やします。
(塩化ビニルが燃えにくいときは割り箸などを一緒に燃やします)
4・この状態で観察していると、卵パックの突起部から雨が降り、
この雨が花に落ちると、花の色が変化し
(例:ききょうの場合はうす青紫から赤色)、
これが酸性雨であることがわかります。
この雨が酸性雨であることは、
水槽にpH試験紙を入れることでも確かめられます。
水槽のアップ写真です。水槽の中に花を入れて、卵パックの天井をのせ、カバーの上から氷を当てて冷やします。(水滴を作り、雨を降らすためです) 天井に空けてある二つの穴にガラス管とパイプを通します。 |
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ろうと部分のアップ写真です。下から塩化ビニールを燃やし、出てきた煙を金属製のろうとに送ります。 | |
フラスコ部分のアップ写真です。中に水を入れて、下から加熱器具で暖めて水蒸気を水槽の中に送りこみます。 | |
フラスコと加熱器具部分です。水を入れたフラスコを三脚の上の金網にのせ、下にアルコールランプを置いて火をつけ、灰皿の上の塩化ビニルに火をつけて燃やします。 | |
フラスコにつながっているゴム管のアップです。水槽につながっていて、この管からフラスコ内の水蒸気が送ることができます。 | |
金属性ろうとにつながっているパイプです。これも水槽につながっていて、塩化ビニールの煙が送ることができます。 |