21時南中は9月20日で、正中高度は60°です。ペガスス座の西どなりに位置した星座です。ペガススの鼻の先、4等星1個と5等星3個が形づくる縦長の台形がこうま座の目印です。日本から見られる星座では最も小さな星座で、88星座中2番目に小さな星座です。ギリシャの天文学者トレミーが、西暦120年ごろに作った星座です。かつてはエクイ・カプト(馬の頭)と呼ばれていました。ε星は、小型望遠鏡で見ると2つの星に分かれ、大きな望遠鏡で見ると一方の星がさらに2つに分かれる三重星です。
風より速く空を駆け、疲れることを知らない翼を持った天馬ペガススは、ペルセウスに退治されたメデューサの首から流れ落ちた血から産まれた馬です。生まれてすぐギリシャに向かい、オリンポスで大神ゼウスの雷を運ぶ役目をします。ペガススがひずめで岩を一撃すると、ヒッポクローネの泉が湧き出たと言われています。こうま座は、ヘルメスが双子の英雄で場術の名人カストルに贈った名馬で、天馬ペガススの弟馬セレリスだと言われています。海神ポセイドンが三又のほこで岩を打ち砕いたとき、岩から産まれでました。