広島 | 長崎 | ||
建物の崩壊 | |||
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デルタ地帯(三角州)の広島は、爆風や熱線を遮る山などがあまりないため、建物が全焼し倒れたところが広い範囲にわたっています。 | 浦上谷という谷間に原子爆弾が投下された長崎は、被害が谷部分である北半分に集中しました。広島よりは狭い範囲だったにもかかわらず、爆弾の威力は約2倍だったと言います。 |
広島 | 長崎 | ||
人体への被害 | |||
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広島はほぼ平坦なデルタ地帯(三角州)の真中に原子爆弾が投下されました。爆風や熱線を遮る物があまりなかったため、爆心地から離れていても外傷を受ける確率は高かったようです。爆心地から1キロメートル熱傷(やけど)をおった人々は一週間以内に死亡したのです。 | 長崎は三方を小高い丘陵地に囲まれた細長い市街地のほぼ北部に原子爆弾が投下されました。谷間に投下されたため、爆心地から離れるほど外傷を受ける確率は低かったようです。しかし、熱傷(やけど)は広島とは違って爆心地から離れても10%程受ける確率があったようです。 |
参考文献 |
題名 | 図録広島平和記念資料館ヒロシマを世界に |
編集 | 広島平和記念資料館 |
発行 | 1999年3月31日 第1刷 |
監修 | 葉佐井 博巳 |
宇吹暁 | |
井手三千男 |
題名 | ナガサキは語りつぐ長崎原爆戦災詩 |
編集 | 長崎市 |
発行 | 1991年7月10日第1版 |
監修 | 長崎国際文化館 |
題名 | 遺品は語る |
編集 | 記載なし |
発行 | 1982年8月6日 |
監修 | 広島平和記念資料館 |
題名 | 原爆災害ヒロシマナガサキ |
編集 | 広島市長崎市原爆災害詩編集委員会 |
発行 | 1985年7月30日 第1版 |