光ディスク

1) CD-ROM
 CD-ROMのCDはコンパクトディスクの(Compact Disk)の略で、レーザ光線を反射させてデータを読み取る装置です。CD-ROMの表面はピットとランドと呼ばれる凹凸があり、反射率が変化するためそこでデータの0と1を区別します。
 CD-ROMは再生専用型の媒体で、1つのマスタCDを基に大量にプレスして作成します。
 1度だけ書き込める追記型のCD-Rや書き換え型で読み書きが出来るCD-RWなどもあります。CD−Rは通常のCD−ROMドライブで再生が出来ますが、CD-RWの場合は、マルチリードタイプのものでないと再生が出来ません。


2) MO(光磁気ディスク)
 MOは、書き込みのときは強いレーザ光線を照射し、記録面の磁性体が磁場の影響を受けやすい状態にしてデータを書き込みます。読み込みのときは弱いレーザ光線を照射し、その反対の偏向方向でデータの0と1を区別します。
 容量には128MB,230MB、640MBなどがあります。


3) PD
 PDは、相変化型の光ディスクで書き込みのときは強いレーザ光線を照射し、記録面の結晶を非結晶の状態に変化してデータの0と1を区別します。容量は650MBで、PDドライブではCD-ROMのデータを再生することが出来ます。


4) DVD
 DVDはPDと同じ相変化型の光ディスクです。DVDはCD−ROMと同じサイズ(12cm)に4.7GBの容量の媒体で再生専用です。
 MPEG2のデータで135分の映画が記録できます。容量3.95GB追記型のDVD−R、片面2.6GB両面5.2GBで書き込み可能なDVD-RAMなどがあります。