〜かたいぶのきんにく〜

性質

 つま先立ち、歩く、走る、ジャンプする、キックするなどの動作を行うときに大腿部(だいたいぶ)、臀部(でんぶ)の筋肉と連動して、下腿部(かたいぶ)の筋肉が働きます。

 また、下腿部の筋肉によって行われる足首の曲げ伸ばしは、上体のバランスを保つためにもとても重要な働きをしています。

下腿部の筋肉の働き

・足首の関節を伸ばす

・足首の関節を曲げる

下腿部の筋肉を鍛えると

サッカー
・キックのコントロールアップ
・ドリブルのキープ力アップ
・ディフェンスの俊敏性が生まれる
・ヘディングの打点が高くなる
野球
ソフトボール
・盗塁のスタートが良くなり、走塁も速くなる
・守備の反応が機敏になる
バスケットボール
・ジャンプシュートの打点が高くなる
・リバウンドに強くなる
・ディフェンスが俊敏になる
・ドリブルのステップ・ターンが良くなる
テニス
・フット・ワークが俊敏になる
・レシーブが良くなる
・ボールぎわのショットの踏ん張りがきくようになる
バレーボール
・ジャンプ力が増し、スパイクの打点が高くなる
・ブロックが高くなる
・左右や前に落ちるボールに対するレシーブが安定
陸上競技
〈短距離〉
〈ジャンプ系〉
・けりが強くなり、走力アップ
・高さがアップ
・距離が伸びる
陸上競技
〈中・長距離系〉
・けりが安定し、記録アップへ
陸上競技
〈投てき系〉
・けりの強さが増し、記録アップへ
柔道
レスリング
相撲
・下半身が安定し技をかけられにくくなる
・動きが俊敏になり、攻守共にレベルアップ
空手
ボクシング
・フット・ワークが俊敏になる
・キックが鋭くなる
水泳
・ばた足のけりがよくなり、推進力アップ
剣道
・フット・ワークがよくなり、攻守共にレベルアップ