『タンパク質は体をつくり、筋力アップの基礎となる』

タンパク質の性質

壱:「体の組織づくり!」
  
…タンパク質は、筋肉や骨格、血液、内臓、皮膚などの組織のほとんどを構成・再生・修正させます。

弐:「伝達物質!」
  
…神経の伝達物質として働き、スポーツマンにとって欠かせないのです。

参:「免疫を生み出す!」
  
…病気や怪我に対する免疫力を高めたり、つくったりするのです。

四:「成長ホルモンをコントロール!」
  
…睡眠中に分泌される成長ホルモンを効率良く分泌させるのです。

タンパク質が不足すると

『筋肉の再生が出来なくなる!』
 
…ハードなトレーニングで壊れた筋肉が再生されなくなります。

『免疫力が低下する!』

タンパク質を多く含む食品

1日に必要な量
    (体重70kg総エネルギー量4500kcalの場合)

タンパク質は154g

 

食品


(g)

エネルギー
(kcal)

タンパク質量
(g)

単品で取ると
1
鶏もも肉
200
500
34.6
4.5本
2
カツオ
100
114
25.8
6切れ
3
豚もも肉
100
148
21.5
7.2枚
4
牛ヒレ肉
80
178
15.3
10枚
5
アジ
70
85
14.5
10.6尾
6
豆腐
150
108
9.9
7.8丁
7
牛乳
210
124
6.1
25杯

うまく食べるテクニック

(1)『3食+間食!』
    …一度の食事で吸収される量は40gほどで、それ以上摂取し過ぎるとぜい肉になってしまいます。

(2)『トレーニング後に摂取する!』
   
…筋肉の再生には体内のアミノ酸が使われ壊れた筋肉を治すタンパク質が合成されますが、食物が消化されアミノ酸になるまで4時間もかかります。なので少しでも筋肉を回復させるために、運動後に20gくらい(牛乳など)摂取した方がいいのです。

(3)『脂質に注意!』
   
…タンパク質が多い分、脂質も多く含まれています。調理に気をつけて、煮たり、蒸したりして食べるのがおすすめです。