白血球の少なくなる病気としては(減少する場合には白血球数が4000以下の場合をいいます)、一般に色々なウイルスの感染(例:はしか、風疹、デング熱、流行性感冒、流行性肝炎)、また重症の感染症では白血球数は減少します。そのときは白血球が壊されるので少なくなるますが大幅に減少する場合は、放射線を受けた人や抗がん剤の長期大量使用、薬剤の中毒、アレルギーの場合に起こります。無顆粒症(ムカリュウショウ)といって、高熱、口内炎などが全身症状です。全く健康な人で突然、悪寒、戦慄(センリツ)、をもってはじまり、高熱を起こし白血球数2000以下となります。

この他白血球が異常に減少する疾患としては急性白血病、再生不良性貧血、バンチ症候群、悪性貧血、がんの骨髄転移などがあります。