インドでは、3食カレーを食べていますが、その味は場所により異なります。
それは、地方で気候が異なり、とれる食材が異なっていることと、宗教や人種の違いも影響しています。

インド料理としての共通性は香辛料を多く使うことでしょう。 総じて北インドでは芳香性の香辛料が多く使われ、南インドへいくほど チリ(トウガラシ)・コショウ・粒カラシといった辛さを強める香辛料の使われ方が 多くなる傾向があります。これらの香辛料は、単に味付けのためだけでなく、薬品としても使われています。
料理地図
各4つの地域をクリックしてください。特徴あるその地域の料理を、ミラ メータ氏の解説と共にご紹介します。
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スパイス


ミラ メータ氏のスパイスボックス
ミラ メータ氏のスパイスボックスをのぞいてみましょう。インドではスパイスは7000年以上の歴史があります。そして毎年一年間に500,000トンものスパイスが世界へと輸出されています。

写真をクリックすると、それぞれのスパイスが大きな画面で見られます。


1.ターメリック
2.クミンパウダー
3.コリアンダーパウダー
4.レッドチリパウダー
5.クミンシード
6.ガラムマサラ
7.黒こしょう
1.シナモンステイック
2.クローブ
3.クミンシード
4.マスタードシード
5.カルダモン
6.黒こしょう
7.ホールレッドペッパー

代表的なスパイス

香りづけのホールスパイス
クミンシード:強い独特の香りと、甘い風味。
マスタードシード:ぴりっと辛い風味。
コリアンダーシード:甘い柑橘類似煮た香り。
シナモンスティック:甘い風味。
ベイリーフ:月桂樹の葉。
赤とうがらし:油で炒めると、刺激的な辛味と香りがでる。
黒こしょう:強い香り。
カルダモン:甘い香り。
クローブ:強い香りと独特の甘い風味。
フェヌグリークシード:苦味と甘み。

風味付けのパウダースパイス
クミン・パウダー:甘い風味。
ターメリック:樹木質の香りと苦味。
コリアンダー・パウダー:甘く強い香りと、苦味。
レッド・チリ・パウダー:赤とうがらしの粉。
黒こしょう:黒こしょうの粉。
シナモン・パウダー:シナモンスティックの粉。
カルダモン・パウダー:甘い風味。
ガラムマサラ:カルダモン、シナモン、クローブなどの混合スパイス
アサフェティダ:強いにおい。

味と香りづけのフレッシュスパイス
しょうが:強い香りとぴりっとした味。
にんにく:独特の強いにおいと刺激的な味。
ミント:清涼感のある、さわやかで甘い香り。
コリアンダーの葉:独特の強い香り。
青唐辛子(しし唐):ぴりっとした強い辛味。


インドのスパイスについて
http://www.indianspices.com/

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パン


インドには幾つかの種類のパンがあります。そのなかでも、チャパテイー、プリー、そしてナンには人気があります。

左 : プリ
中央: ナン
右 : チャパテイー

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ライス


インドでは2種類のお米が食べられています。粒が細くて長く粘りのないインデイカ米と、日本などで食べられているジャポニカ米です。北インドではインデイカ米、南インドではジャポニカ米が多く食べられています。ジャポニカ米は新米を食べますが、インデイカ米は、1年後に食べます。

左:インデイカ米
右:ジャポニカ米

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