キムラグモはハラフシグモ科という仲間のクモです。クモの祖先は今の昆虫と同じように、腹部が多くのふし(体節)からできていました。今ではほとんどのクモの腹部は完全に一つにまとまっていますが、キムラグモなどハラフシグモの仲間の腹部には昔の節のなごりが残っています。ちなみに、キムラグモのキムラとは発見者の木村さんのことだそうです。