（WFP） |
アフガニスタンの飢餓の原因は単純にひとつとは言い切れない。長い紛争や自然災害などが絡み合っておき、今の現状になりました。
<<原因1:紛争（戦争）>>
アフガニスタンの歴史を見ると、なんと戦争や紛争が非常に多いことにみなさんは気づきましたか？1979年12月に旧ソ連が軍事介入をしてきてから、1989年に完全撤退するまでに約10年間、ずっと紛争状態が続きました。紛争状態が続くということは人々は農業などに従事する時間がなくなるということで、深刻な食糧不足を導きました。また日本のニュース番組でもよくやっているように非常に多くの地雷がまだ埋まっています。現在でもその地雷を踏み、命を落とすという人も少なくはありません。地中に地雷があるようでは農業はできたものではないです。最近では、アメリカ合衆国で起きた同時多発テロの報復攻撃があり、こちらも農業に打撃を与えたのは言うまでもありません。
<<原因2:自然災害>>
1999年から続いている干ばつにより農業はストップしています。植物は水で育つので干ばつで水がないので育つはずがありません。1998年には穀物収穫量が約390万トンあったのに対し、干ばつが始まった1999年は約190万トンにまで減ってしまいました。 |
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