- 錐の体積 -

まず、柱の体積を勉強したときのことを思い出しましょう。
まだ柱のところを勉強していない人は、柱のところを勉強してからとり組みましょう。
そうでないと混乱します。
柱の体積は、どのように求めたでしょうか。


柱の体積を求める公式がありましたね。
おぼえていますか?


 

右が四角柱、左が四角錐です。


底面積と高さが等しい四角柱と、四角錐の容器(うつわのこと)があります。
四角錐の体積は、四角柱のどれだけの大きさにあたるのでしょうか。
実際にはかってみましょう。

@四角錐の容器に、色のついた水をいっぱいいれて、それを四角柱の容器に移します。
 (※四角柱と四角水は、底面積と高さがどちらも等しくて、透明なものを使います。)
A何ばい目で四角柱がいっぱいになるでしょうか。実験してみましょう。





この実験より、四角柱は四角錐の3倍の体積にあたるということが分かりました。
つまり、四角錐の体積=四角柱の体積×3分の1ということになります。

では、今度は別の錐でも考えてみましょう。
三角錐や円錐の場合はどうなるのでしょうか。




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