- 小数のかけざん -

例題1: 1m 50円のリボンがあります。2.4mではいくらですか?

まず式を考えましょう。

1m 50円のリボンが、2.4mぶんあるので、

50×2.4

という式になります。

式がわけりゃぁ、どうやって計算すりゃぁええんかな…?

たとえば、2.4mのリボンをひとり分と考えます。

1人分の代金は、10人分の代金の10分の1になります。

だから答えは、120円です。

これをひっさんにしてみましょう。

となります。ここでポイントになるのは、小数点の位置です。

小数のかけざんは小数のたしざんとちがって、小数点をそろえて並べる必要はありません。

答えの小数点も、式の小数点をそのまま下ろしてきてはいけません。

式のところで、小数点を右に1つずらした分、答えのときに左に1つ戻さなければなりません。

だから、1.2×1.3という問題のときは、

式で小数点を右に2つずらした分、答えで左に2つ戻さなければなりません。

よって答えは1.56になります。

小数の計算はミスに気をつけて!


小数のかけざん おわり