証明
例  左の図で
OA=OD
OB=OC
のとき
△AOB≡△DOC
であることを証明しよう。
証明 △AOBと△DOCで、
∠AOBと∠DOCは対頂角で等しいから、
∠AOB=∠DOC・・・@
また、
OA=OD・・・A
OB=OC・・・B
@,A,Bから
2辺とその間の角がそれぞれ等しいから,
△AOB≡△DOC
証明と言うのは、
既にわかっている正しいこと
を根拠にして、
あることがらが正しいこと
を説明することなんだ。
上の証明の
の部分を仮定
の部分を結論と言う。
上の証明では
仮定
から、
対頂角の性質
三角形の合同条件
を根拠にして
結論
に結び付けたんだね。

仮定
OA=OD、OB=OC
根拠となることがら
対頂角は等しい
∠AOB=∠DOC
根拠となることがら
2辺とその間の角が等しい三角形は合同
結論
凾nAB≡凾cOC

証明の根拠としてよく使われるものをまとめておこう。
図形の性質
対頂角は等しい。
平行線の同位角は等しい。
また、同位角が等しい二直線は平行。
平行線の錯角は等しい。
また、錯角の等しい二直線は平行。
三角形の内角の和は180°である。
∠A+∠B+∠C=180°
三角形の外角は隣り合わない2つ の内角の和に等しい。
∠Aの外角=∠B+∠C
三角形の合同条件
3辺の長さがそれぞれ等しい。
2辺とその間の角がそれぞれ等しい。
1辺とその両端の角がそれぞれ等しい。
数量の性質
a=b、a=cならば、c=b a=bならば、a+c=b+c

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