定理の逆
二等辺三角形
△ABC
において次のことが成り立っている。
仮定
結論
@
AB=AC
ならば
∠B=∠C
A
∠B=∠C
ならば
AB=AC
@
と
A
を比べると
仮定
と
結論
が入れ替わっている。
このように
仮定
と
結論
を入れ替えたものを
逆
という。
つまり
@
は
A
の逆であり
A
は
@
に逆である。
例
仮定
結論
正三角形
ならば
二等辺三角形である。
…ア
↑
逆
↓
二等辺三角形
ならば
正三角形である。
…イ
イはアの逆であるがイの文章は正しくない。
二等辺三角形の中には正三角形でないものもたくさんあるからね。
ある定理に対して定理の逆は必ずしも正しいとは限
らない。
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