ヒドリガモ | Anas penelope Linnaeus | |
WIGEON | ガンカモ科 |
【形態】
翼長220〜272o、尾長98〜120o、嘴峰29〜38mm。♂は前額から頭央まで黄白色。喉は黒、その他の頭頸部は栗色。背と脇とは白と黒との虫食い状斑。胸はぶどう色、腹は白、下尾筒は黒い。翼の雨覆は白く、飛行時顕著である。嘴は青灰色で先端は黒い。♀は上面は黒褐色で羽縁は黄褐色。喉、胸、脇は赤褐色で、腹は白い。
【分布】
広くユーラシア大陸の北部で繁殖し、日本には冬鳥として秋季、日本全土(北海道、本州、四国、九州、伊豆諸島、小笠原諸島、硫黄諸島、佐渡、隠岐、壱岐、種子島、八重島諸島など幅広く)に多数渡来する。昼間は海洋上、湾内、広い湖沼の中央部などで生活し、夜間水田や沼沢地に飛来する。
【一口メモ】
●ピィユー、ピィユーと鳴き合い、飛行中も盛んにな鳴く。
●冬季日本各地で見られる最も普通のカモの1種。
ガリバー池には、1年に1〜2度ほど飛来する。
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どんなカモが 飛来するの? |