カルガモ | Anas poecilorhyncha zonorhyncha Swinhoe | |
SPOT-BILL DUCK | ガンカモ科 |
【形態】
♂♀共にマガモの♀に似る。翼長245〜292o、尾長79〜102o、嘴峰45〜49mm。頭上、背、腰、尾、過眼線は黒褐色。あご、喉は黄白色。胸は黄褐色と黒褐色とのまだらで、下方に移るにしたがって黒褐色となる。翼鏡は藍黒色で金属のように輝き、また、三列に並んだ風切羽の表側は白い。嘴の先端と脚は鮮やかな橙黄色であり、よく目立つ。
【分布】
インド、ビルマ、モンゴル、中国東北区、ウスリー地方、台湾、フィリピン、朝鮮半島、サハリン、日本など東アジアに分布し、日本では各地(北海道、本州、四国、九州、佐渡、隠岐、対馬、壱岐、喜界島、西表島など)で繁殖する。水辺、沼沢地のアシ原などに営巣する。一般的に冬鳥であるが、本州以南では留鳥(りゅうちょう、夏季も北方へ帰らない)である。また、冬季は昼間は大群で海洋上に休むことが多い。
【一口メモ】
●♂と♀の判別は困難。
●(日本では)最も有名なカモ。
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どんなカモが 飛来するの? |