マガモ | Anas platyrhynchos platyrhynchos Linnaeus | |
MALLARD | ガンカモ科 |
(左:マガモのペア , 右:マガモ♀)
【形態】
翼長240〜280o、尾長82〜95o、嘴峰50〜56mm。♂は胸部は紫栗色、背は淡黒色、尾の先端は黒く巻き上がる。頭頸部は金属光沢のある黒緑色で、嘴はからし色。♀は全体が黄褐色で、黒褐色斑があり、過眼線は黒い。嘴は茶褐色。♂♀ともに橙黄色の脚を持つ。
【分布】
広くユーラシア大陸及び北米に部分繁殖し、日本でも一部繁殖するものがある(北海道や本州の高山湖、滋賀県、広島県、対馬、馬毛島、南大東島などから繁殖の記録有り)が、大部分は冬鳥としてシベリア大陸より渡来する。冬季、各地の湖沼、沼沢地、海洋上に多数群生するが、昼間は主として海洋上で生活し、夜間飛来するものが多い。冬季は日本全土に普通に見られる。
【一口メモ】
●狩猟鳥として有名。
●アヒルは、マガモを原種として家禽(かきん、家畜として飼育される鳥。鶏やアヒルなどをさす)化されたものをいう。
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どんなカモが 飛来するの? |