研究生生活始まる 卒業後は母校の研究生となり関教授の助手となる。 『稗貫郡土性調査報告書』の編成のため、 関教授と協力して郡内の土性調査を行う。
1919→萩原朔太郎氏の詩「月に吠える」に感銘を受ける。 1919.5→短編「猫」「ラジュウムの雁」を書く。その後、短編「女」を書く。
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としの入院、看病
当時日本女子大学に在学中の妹のとしが入院する。 報せを受けた賢治は母と共に上京し、看病する。 退院する翌年3月まで看護するために滞在し、共に帰郷する。
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研究生終了
関教授からの助教授推薦を辞退し、研究生を終了。 家業の質屋を助ける傍ら、群立農蚕講習所で 鉱物や科学といった科目を教えたらしい。 |