青函トンネルは、北海道と本州の間にある海峡(津軽海峡)の海底の下にあるトンネルのことです。つまり、海の下にある海底トンネルなわけです。
世界にも、海底トンネルはいくつか存在しますが、青函トンネルはその中でも一番距離が長いです。つまり、世界最長の海底トンネルなのです。
青函トンネルは、1964年(昭和39年)から1988年(昭和63年)という約24年間の歳月をかけて作られました。この作業にかかった金額は約7000億円で、また作業に携わった方は約1380万人という、すごく大規模な工事でした。これらのことから、青函トンネルは日本で最も規模の大きい公共事業と言われています。
ただ、青函トンネルは、維持するのに多くの費用がかかります。そのせいもあって、「何でこんなにお金がかかるものを造ったんだ」と思っている方もいると思います。では、なぜこのようなものを造ったのでしょうか?
何で造ったんだろう?
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