青函トンネルの長さ

青函トンネルは、本州側の入口(出口)から海の下に入る部分まで13.55km、海の下の部分である23.30km、海の下から抜ける部分から北海道側の出口(入口)までの17.00kmの、合計53.85kmもの長さ(道のり)がある海底トンネルです。これは、世界でもっとも長い海底トンネルということになります。
「青函トンネル」というくらいだから、青森県と函館市の間にあるんだろうと思っている方もいると思いますが、実際は、トンネルは青森県の津軽半島と、函館よりも西にある松前半島との間にあります。→位置関係図
北海道と本州の間がもっとも近くになるのは、この津軽半島と松前半島との間と、下北半島(青森側)と亀田半島(北海道側)との間です。当時は、下北半島と亀田半島との間にトンネルを造ろうと思っていましたが、海流が速く、水深が深い津軽海峡に海底トンネルを造るための技術はありませんでした。そこで津軽半島と松前半島との間に海底トンネルを造ることになったのです。
また、青函トンネル内のレールもすごいです。これは、つなぎ目なしで、世界でもっとも長い52.57kmという長さを誇るからです。世界最長の海底トンネルには、レールも世界最長というすごい記録もあります。


青函トンネルって1つのトンネルなの?

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