トンネルを掘る方法

青函トンネルを掘るにあたって用いられた工法は、ダイナマイトによる爆破(発破工法)、大型の機械による堀削(TBM)、岩石を削る堀削(ロードヘッダー)の3つです。
青函トンネルを掘るにあたってメインとなったのは、大型の機械「TBM(トンネル・ボーリング・マシン)」です。しかし海底の地質状態は様々なので、全てをTBMで掘ることはできません。その他の工法として使用したのは「ロードヘッダー」と「発破工法」というものです。
「ロードヘッダー」というのはTBMと同様に岩石を削る機械ですが、小回りが利くので地盤が弱いところで主に使用されました。ですがこのどちらの方法も、地質の変化が激しいところでは安全性や作業能率に問題があり、決してよい方法ではありません。そこで用いられたのが「発破工法」です。これはダイナマイトを使い、爆破させて掘り進む方法です。
青函トンネルではこの3つの工法を、地質の条件にあわせて使用し、作業の安全と作業能率の向上をはかっていました。

集めた資料等にはこのように書いてありましたが、ふと思ったのが、なぜ「発破工法」が地盤に対しての影響が少ないのかということが不思議ということです。自分なりの考えなんですが、爆破もすごい影響があるように思います。皆さんはどうでしょうか。

これが、TBM(トンネル・ボーリング・マシン)です

TBMの模型です。

これが、ロードヘッダーというものです


掘るといっても相手は地盤。掘るにあたって、もっとも恐れたのはなんだろう?

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