シ ュ ン ド ル ボ ン    

黄 金 の ベ ン ガ ル と 呼 ば れ た   動 物 た ち の 楽 園

ベンガル湾沿いの、ガンジス川の河口にある、世界最大のデルタ。
14ヘクタールものそのデルタ地帯のなかに、シュンドルボンはある。

インドの詩人、タゴールがシュンドルボンを「黄金のベンガル」と言った。
その名のとおり、この地は豊かな自然にあふれていた。
この地はインドに隣接し、インド側のこの地帯は、「スンダルバンス国立公園」とし、同じく世界遺産に登録している。

野生動物が数々見られるこの地域。特に鳥類は260種以上が確認されている。
水鳥だけでも95種類、爬虫類は50種。魚類は120種類以上もいる。
また、マングローブの森もあり、そこにすむ動物たちも豊富である。

サイクロンや数々の洪水で悩まされるこの地域。
人間にとってそれは自然の猛威として悩まされるものだが、動物たちにとっては、大切な場所となっている。

1997年に登録された。

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