九 寨 溝 の 自 然 景 観 と 歴 史 地 区    

絶 滅 が 心 配 さ れ る 、 ジ ャ イ ア ン ト パ ン ダ の 生 息 地

九寨溝(チウチャイゴウ)には、100以上もの湖や沼が連なっている。
その湖は、大きいものでは直径7km、小さいものでは直径数mと、さまざまな大きさがある。
また、長さおよそ310m、落差はおよそ28mの滝もある。

九寨溝には、チベット人が多く住んでいる。
そのチベット人に、9つの村があることから、九寨溝と名づけられたという。
 
九寨溝にある湖は、その場所がカルスト地形になっているため、土の中の石灰質が水に混ざったり、また、水中に植物が生息していたりしているため、湖の色は、緑、黄、藍、オレンジなど、いろいろな色に変化する。

また、九寨溝は、ジャイアントパンダの生息地でもある。
しかし、パンダの主食である、タケやササが減ってしまっているため、絶滅が心配されている。

1992年に登録された。

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