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泰山(たいざん:タイシャン)は、古代より、中国を代表する「五岳」の1つとされてきた。
また、道教が発祥した土地であり、「岱宗(たいそう)」ともいわれる。
中国の歴代の皇帝が、天を祀る儀式 "封禅" を行っていた。
標高は、1524mである。
ふもとから山頂の間には、全長9km、6293段の石段が続いている。
泰山の頂上には、玉皇頂(ぎょくこうちょう)という、玉皇大帝を祀る建物が建っている。
その玉皇頂は、別名「天柱峰」ともいわれる。
また、ふもとには、岱廟という、封禅の儀式を行う、由緒ある場所がある。
岱廟は、中国三大建築の1つである。
725年から工事が始まった。しかし、たびたびの火事などにより、再建を繰り返していた。
1987年に登録された。
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