天 壇 : 北 京 の 皇 帝 の 祭 壇    

皇 帝 の 祭 壇 に は   豊 作 の 祈 り が 込 め ら れ る

天壇は、北京城の南の端にある。
現存する中国最大の祭祀建造物であり、270万平方メートルもの面積を誇る。
天壇とは、「皇帝の祭壇」という意味だ。

1420年、明の時代に建造され、皇帝が毎年天地の神を祭り、今年の豊作を祈る場所として知られる。
天壇はおよそ二つに分けることができる。ほとんどのものは内部にあり、幅が28メートル、長さ300メートル強の通路が内部にある建物をつなぐ。。
王が五穀豊穣を願ったのは祈年殿。祈年殿は園形宮殿で、直径32メートル、高さ8メートル。頂は金色の光を帯びて、屋根には青い瓦が鮮やかだ。

皇穹宇は、皇帝などを祀る場所である。
高さは約20メートル、直径約15メートルもの煉瓦木構造で、祈年殿より小さいものの、よく似た構造を持っている。
どこかで聞いたことがあるかもしれない回音壁はこの外側の壁であり、高さ3.7メートルの壁は、総長193メートルである。
音の反響を利用したこの壁は、東側にいても西側に立っている人の言った声がはっきりと聞こえる。

1998年に登録された。

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