|
カジランガは、世界最大のインドサイの生息地である。
500年ほど前までは、いろいろな場所で生息していたインドサイだが、今では、
ネパールにある世界遺産、ロイヤル・チトワン国立公園と、
ここ、カジランガに生息するだけに減ってしまった。
その原因は、角が解熱等の漢方薬になるからであった。
インドサイは、別名が、"アジアイッカクサイ"といい、角が他のサイとは違い、一本しかない。
なので、高く売られるために、すぐに、数を減らしてしまったのだった。
その他にも、絶滅の危機にさらされている大型のほ乳類は多い。
「人食いトラ」といわれる ベンガルトラ(実際には、トラのほうから人を避けているが…)、
アジア最大の野牛といわれる、体長3mの肩のコブが特徴の ガウル などがそのほ乳類である。
しかし、一方で、100種類以上の渡り鳥が、羽を休めている。
その渡り鳥たちは、シベリヤからやってきた鳥で、何千羽という数になる。
カジランガが開かれるのは、10月から4月の間と決められ、インドゾウに乗って回るツアーが人気である。
1985年に登録された。
|