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カジュラーホは、元の名を、"カルジューラヴァーハカ" といい、10〜14世紀の間に栄えた、
チャンデーラ朝の首都である。
昔は、寺院の数が85以上あったといわれるが、現在、残っているのは20ほどだけだ。
その寺院のほとんどが、砲弾の形をした "シカラ" (尖塔)があり、砂岩で出来ている。
いちばん大きな寺院は、カンダーリヤ・マハーデーヴァ寺院である。
この寺院は、ヒンドゥー教のシヴァ神にささげられたもののため、
シヴァ神の別名、マハーデーヴァ が寺院の名前についている。
この寺院は、大広間や拝殿、本殿が続いており、本殿についているシカラは、31mもある。
これは、シヴァ神の住むといわれる、カイラーサ山を意味している。
1986年に登録された。
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