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クトゥブ・ミナールのミナールとは、光塔という意味の "ミナレット" からきたものである。
なので、この塔は、イスラム教徒の礼拝を呼びかけるためのものであった。
しかし、本当は、インド北部を征服した、勝利を祝うための塔であった。
高さは、72.5mで、インドの中ではもっとも高い石塔である。
また、インドの中でもっとも古いモスクでもある。
建設する際、ヒンドゥー教やジャイナ教の寺院、27コを壊し、その石材を使っている。
それは、イスラムの優位を見せつけるためである。
クトゥブ・ミナールは5層になっており、第1層の壁画には、「コーラン」が描かれている。
また、内部は379段の螺旋階段がある。その階段は、1層ごとにあるバルコニーに続いている。
1993年に登録された。
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