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タージ・マハルは、ムガル帝国の皇帝、シャー=ジャハーンが、
亡くなった愛妃、ムムターズ=マハルのための霊廟として建てたものである。
22年間、2万人を費やし、世界中の優れた設計士、職人によって作られた。
大きさは17万u、高さは65mである。
建物は、完全な左右対称となっている。
また、すべて、白い大理石で出来ており、その材料は世界中から集められた。
この白い大理石のタージ・マハルには、莫大な費用をかけたのだが、隣に、今度は黒い大理石のダージ・マハルのようなものを建てて、自分の霊廟にしようとしたが、息子、アウラングゼーブにアーグラー城に閉じ込められてしまい、そこで亡くなった。
アーグラー城からは、タージ・マハルがよく見えるという。
亡くなったあと、シャー=ジャハーンは愛妃の隣に眠っている。
1983年に登録された。
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