1936年、サンギランで、ピテカントロプスの化石が見つかった。

ピテカントロプスとは、"ピテコス"「猿」、"アントロポス"「人間」というラテン語を組み合わせて、
「猿人」と意味である。
ピテカントロプスには、いくつか種類があるが、サンギランで見つかった化石は、
およそ、100万〜70万年前に暮らしていた種類のものであるといわれている。

1969年に発見されたピテカントロプスは、3本の歯がついている頭蓋骨であり、
もっとも完全な形といわれている。

今までに発見された頭などの骨は、20個にのぼる。

1996年に登録された。