イ ス フ ァ ハ ン の イ マ ー ム 広 場    

建 造 物 の 中 心 を な す 強 大 な 広 場

イスファハンは、イランで最も美しいオアシス都市といわれている。テヘランから424Km、シラーズから480Kmと、シーラーズからは車で約8時間かかる。 標高はなんと1575メートルである。

イスファハンができたのは、ペルセポリスと同じアケメネス朝だが、最盛期を迎えるのは、サファヴィー朝(16〜18世紀)時代である。サファヴィー朝のアッバース1世によりイスファハンは首都となった。

イマーム広場はアッバースが一世が建造した東西160m、南512mの広大な広場であり、1612年に完成したといわている。周囲を回廊に囲まれている。
ペルシャ語で「ナフシェ・ジャハン」といい、「世界の半分」という意味。かつてこの広場に来た人は、繁栄と美しさに「ここは世界の半分だ」ともらしたという。宮殿もモスクもすべてこの広場を中心に作られたものであり、金曜には人々が礼拝に訪れる。

1979年に登録された。

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