| ■ ■ ■ | キ ロ キ テ ィ ア | ■ ■ ■ |
円 筒 形 の 集 団 集 落 す ぐ れた 技 術 の 跡
| 島の南、トロードス山地のふもと、そこでは、紀元前7千年ごろの生活を垣間見ることができる。 なだらかな丘陵地帯、そしてマロニ川に辺りを包まれている。そんな場所に、キロキティアはある。 キロキティアの村落では、円筒形の集落が見られる。3、4つの住居がグループになっていた跡も発見されている。それらは直径2メートル強から、大きいもので9メートル。そんな家の中心に見られる路のようなものは外壁の跡と見られ、村人の集団作業の結果だ。 家の壁は粘土や藁、石などを練りこんで作ったブロックで作られている。綺麗に固められ、装飾の跡もある。屋根は草や木々を重ね、その上に土を固めて作られている。 今ではそれらはレプリカが作られ、静かに当時の生活を映し出している。 1998年に登録された。 |