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海印寺は、韓国三大古寺のひとつである。802年に創建された。
1021年から仏教のお経が彫られた経板を作っていたが、モンゴル軍に焼かれてしまった。
1236年からまた経板を作り始め、今では80256枚も経板が納められている。
このお寺で作られた経板で印刷された経典は、室町時代に日本に伝わり、
東京の増上寺と京都の東本願寺に保存されている。
建物は、およそ8万枚の板から出来ていて、その板は、横が69.5cm、縦が23.9cm、厚さが3.6cm のクスノキ科の木から出来ている。
窓は、上下2つに分かれている構造になっており、北向きの窓は、上側が、南向きの窓は、下側が大きく開かれるようになっており、湿気を防ぎ、温度調節も出来る仕掛けになっている
1995年に登録された。
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