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1796年に創建された。
八達山という小さな丘に、周囲約5.7km、高さ7mの城壁がある。
城門は全部で4つあり、
蒼竜門(チョンヨンムン)、華西門(ファソムン)、八達門(バルダルムン)、長安門(チョウアンムン)
という。
城門には、門楼と見張り台、城門の外側には、かめ城とよばれる半円形の城壁がある。
このかめ城のおかげで、前後左右、四方から挟み撃ちできるような仕掛けになっている。
朝鮮王朝の第22代正祖王(チョンジョオウ)は、水原城に王都を移転しようと、この城郭をつくった。なぜなら、朝廷内の争いのために、祖父に、若くして殺されてしまった父の墓があるからだった。
しかし、重臣に反対されてしまったため、移転計画は中止されてしまったのだ。
そのため、まぼろしの王城と言われている。
1997年に登録された。
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