仏 陀 の 生 誕 地   ル ン ビ ニ    

静 か な 農 村 は   仏 陀 の 生 誕 の 地 で あ っ た

時の流れの速さがまるで違うような静かな村、ルンビニ。
そこは、ある人物の生まれた場所だと伝えられる。

あるひ、シャカ国の王妃は、出産のために一人で故郷へと向かった。
そのときに体を休めたのがルンビニである。
そのとき、彼女が木に手を差し伸べると、彼女の体が光り、王子が生まれたのだという。
そして、生まれた王子はすぐに立ち上がり、舞い降りた花が彼の身を清めた。
青い目を持つその王子は、あの有名な仏陀であった。

また、ルンビニは仏教の四大聖地としても崇められている。
仏陀誕生の地であるここは、たとえ静かな町でも、彼のゆかりの物が多く残る。
プシュカーリ池は、王妃が仏陀を産湯につかせた場所だといわれている。また、西遊記で有名な玄奘三蔵も、この地を訪れた。

1997年に登録された。

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